2017年2月16日木曜日

Ogre You Asshole:Homely

 


一聴して誰もが感じるであろうこと、それは、ゆらゆら帝国の「空洞です」に似ているということではないでしょうか。特にトランペットが使われている曲とか、そう思います。
 まあでもそりゃそうです。プロデューサーとエンジニアの人が、ゆらゆら帝国とやっていた人のようですから。

 実は、このアルバム、なぜ持っているのか覚えていないぐらいで、先日たまたま見つけて聴き始めました。バンドに対する知識も一切なく、読み方も知りませんでした。
 しかし、聴いているうちにじわじわとキまして、調べてみたら、プロデューサーやエンジニアのことがわかったという次第であります。

 アルバム1曲目、明るい部屋は、ゆらぎのある音響で始まります。やがて一定の間隔で声が、次にリズム音に切り替わり、気づいたときには、2曲目のロープになっています。
 たしかに、そう言われると、現代美術とかで、明るいなにもない部屋で、この音響だけが流れている、みたいな作品がありそうな気もしてきます。
 2曲目ロープは、ロングバージョンがあるようで、彼らの代表曲のひとつみたいです。すかすかのドラムの間を、なんていうかこう、綿密に音が配置されている、といった印象です。
 3曲目フェンスのある家では、ロープとはある種正反対のグルーヴになります。わりとノリノリのベースに、トライバルなビートです。
 ライフワークでは、スティーヴィーワンダーが迷信で弾いているクラヴィネットのような音が、曲全体をリードします。
 作り物では、曲の後半に各楽器のアンサンブルで聴かせてくれます。作り物と、8曲目のマット、個人的にはこの2曲が、アルバムのサイケデリア2トップです。マットは、とにかく、だるい。
 同じ考えの4人、という曲は、このアルバムの中では一番こう、ロックバンドらしい、といえるかもしれません。このアルバムがよくわからないという人にとって、一番とっつきやすい曲じゃないかと想像してます。
 ふたつの段階は、このアルバムの中では、割と盛り上がる部分のある曲です。ラッパ類はパッションに溢れています。奏者が、こういうかんじのも弾かせてくれよ、と要望したなんてことはなかったと思いますが、そんなことも考えちゃいますね。
 マットを、挟んで、羊と人で、アルバムは終わります。羊と人って、なんでしょうね。プロデューサーの方の名前が洋さんというらしいので、そこでかけてるのかと思ってましたが、違うかもしれませんね。
 明るい部屋も、なにやら美術か芸術かなんかのタイトルみたいですから、そっち系の言葉という可能性もありますね。いいんです、こういうのな別にわからなくても。

 調べてみますと、このアルバムは、彼らオウガ・ユー・アスホールの重要作みたいです。このアルバムから、サイケデリックなバンドになったみたいですね。

 ところで、こういう歌声の男はどんな風貌してるのか、気になりませんか?写真を見てみたら、妙に納得できました。ああ、ああいう声出しそうだな。ってね。


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